めちゃくちゃしつこいですが。以前にも書きましたが、野良猫さまを保護ることは安易にはしてはいけないと思います。
保護して里子に出すということも勿論可能ですし、できれば保護猫みんな里親さんが見つかればそれに越したことはありません。なつきが悪かったり,病気をもっていたりでだせない子だってたくさんいます。
写真のモルは外で子猫をたくさん産んでました。なんとか手術したくて、捕獲を試みるも頭がよくなかなか捕獲できませんでした。
ある日またモルのお腹が大きくなり、まずいと思いましたが、しばらく姿が見えなくなり、また餌場に来たときはお腹がぺちゃんこ。すでに出産してました。
で。いました。子猫。小さな子猫がな、なんと5匹。このままだとまた増えてしまうと思い、子猫を保護するしかないと思ってましたが、まだ乳飲み子。モルと子供たちを保護しました。
子供たちはすくすく育ち、みな里子にでましたが。モルは一向に懐かず。元に戻そうか悩みましたが、2ヶ月以上家に入れて用がすんだからまた戻すみたいな事はできませんでした。また秋口だったので寒い外に出すことは私には無理でした。
その後モルは癌を発症、馴れてないためなかなか病院の診察や治療もてこずり。
亡くなりました。もしかしたら、外に戻せばまだ長生きしてくれたかなと、後悔してます。猫はストレスにかなり弱いですから。
それから。同じような案件があった場合、直ぐに保護をせず、離乳が始まった位に子猫は保護、母猫は手術&リリースをするようにしています。そう、様子を見守ることにしました。この時、親子が安全なところで育児してるか確認して私ら人間は見守ります。
最近ネットなどで、子猫の写真や親子猫を保護したいけどどなんしよ?みたいな写真など載せると「保護してください」「母親も助けてあげてください」など書かれていて母猫は助けないと「母親が可哀想」なんて書いちゃってくれてる人いますが。助けてあげてくださいと書かれている方もちゃんと猫のことを思っているから書いてるんだと思うんですね,しかしっ❗一匹の命を守るのってネットやらの書き込み1つじゃ守れないんですよね。その当事者の気持ち次第です。
現場で葛藤しながら、活動をしてる方もいるし。その写真を掲載した方がネットの書き込みで流され辛くなって保護をやめたり投げ出さないように、見守ってあげるのが一番いいんじゃないかなと思われます。だから「してください」「そうしなきゃダメ」なんて言葉ではなく、こういう風にしたらどうかな?と案を伝えて実際動くのはその場にいる本人なんですから。
猫さんを守りたい気持ちもわかりますが、まず保護したいって思っている本人を助けようっつう気持ちで接してあげれたらと思います。
行動するってなかなかなもんですからね。
こんなお外用猫小屋も今では売っています。
地域猫ってその地域の人間と猫が共に共存していけるよう,心がけが大切なんで日頃から近くの人を大切にしていくことがこの保護活動の一歩だと思います。それがネット上でも。
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